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「百人一首大会」〝本番〟

2月14日(水)は「百人一首大会」〝本番〟でした。
本校では,日本の文化や言葉に親しむことをねらいとして,五色百人一首に取り組んでいます。五色百人一首は百人一首を20枚ずつ5色に色分けした教材です。毎年3学期に大会を行っています。百人一首をゲーム感覚で楽しみながら覚え,声に出すことで,自然と言葉のリズムに親しむことができています。
大会では,まず,今年の札の色(今年度はピンク札20枚)を10枚ずつ並べ,トーナメントで勝敗を決めていきましたが,上の句の数文字(「決まり字」)を聞いただけで,素早く札に手を伸ばしていました。1,2年生も上級生相手に一歩も引けをとらず,好勝負をしました。
百人一首をまとめたのは,一昨年NHKで放送されていた「鎌倉殿の13人」の時代,鎌倉時代の藤原定家。今から約780年ほど前のことです。札に書かれた一首一首を目で見て耳で聞きながら,子供たちは昔の人の声や昔の時代の景色も感じられた様子でした。また,今年は4年ぶりに体育館に全校児童が揃っての「百人一首大会」となりました。
初めての1年生も,回を重ねる中でこつをつかんできて,札を見つけるとうれしそうでした。なかなか札を取ることのできなかった人も「来年は覚えてがんばる!と意欲を高める姿がすてきでした。