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「1.17を忘れない」

今から28年前の平成7年(1995)1月17日,午前5時46分,兵庫県淡路島北部を震源地とするマグニチュード7.3の大地震が発生しました。これが兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)です。この地震により兵庫県南部一帯は震度6の大きなゆれにおそわれました。特に震度7の激震が記録された神戸市では, 多くの木造家屋が倒壊し,あちこちから火の手がいっせいに上がりました。発生時刻が真冬の早朝であったため倒れた家の下じきになって亡なくなった方や,本棚や食器棚などの家具の転倒によりけがを負った方が数多くいました。また通信経路が寸断されたり,鉄道の駅や高速道路が倒壊したりするなど人々の生活に大きな被害がおよびました。

阪神・淡路大震災の被災地には,日本全国,そして世界各地から多くのボランティアが駆けつけました。そこで平成7年(1995)は,日本での「ボランティア元年」と呼よばれるようになりました。日本では,毎年1月17 日を「防災 とボランティアの日」,1月15日から21日を「防災とボランティア週間」とすることを定めました。

私たちはこの日のことを忘れずに,子供たちに語り継いでいきたいです。