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『ケーナ』を作ろう

みなさんは「ケーナ」という楽器を知っていますか(?_?)
「ケーナ」とは,南アメリカのアンデス地域で使われてきた開管の縦笛(たてぶえ)です。「ケーナ」の歴史は古く,紀元前900年ごろから始まるインカのチャビン文化期以来,動物や人の骨をはじめさまざまな素材でつくられてきました。現在のケーナは長さ25~50センチメートル,アシ(葦)の茎を用いるものが多いです。日本で似たような楽器としては「尺八(しゃくはち)」があります。
                                           小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)参照
今回は4年生の児童が体験活動の一環として,善誘館小学校 学校運営協議会委員(CS)深澤 芳次(琢美地区文化協会会長)様とお仲間(講師)の皆様に「ケーナ」作りを教えていただきました。ノコギリの扱い方や紙やすりのかけかたなど児童にとっては慣れない作業でしたが,講師の皆様が優しくていねいに教えてくださり,ほとんどの児童が時間内に作ることができました。(ただ…音を出すまでにはたくさん練習が必要です)
「ケーナ」作り終了後は,「ケーナ」や「オカリナ」「二胡」「フルート」「トランペット」などの楽器を使って講師の皆様による「ミニ演奏会」を開催してくださいました。4年生の児童にとってはとても貴重なひとときとなりました。
学校運営協議会委員の深澤 芳次様をはじめ講師の皆様。今回は貴重な体験をありがとうございました。