12月11日(水)5・6年生がYCC県民文化ホールで開催された狂言教室に参加しました。まずは,狂言鑑賞。柿を盗み食いした修行僧の山伏をこらしめる演目『柿山伏』を鑑賞しました。狂言は,大道具も照明もない能舞台で大げさに演技したりおもしろおかしいせりふを言ったりして笑いを届けるパントマイムのようなもの,と分かりやすく説明がありました。そして,ワークショップ。本校からも代表児童が能舞台に上がり会場と一体となって古典の言い回しや柿を食べる演技などに挑戦したり,参加校の子どもたちから様々な質問をしてお答えいただいたりして楽しいワークショップとなりました。
参加した本校の子どもたちの感想「柿の木に隠れた山伏が猿などの鳴き声をマネするところがおもしろかった」「葛桶を柿の木に見立てているのがすごい」「声が大きく動きもキレキレで独特な言い回しがおもしろかった」「大人になってからまたみてみたい」「犬がビョウビョウなら猫は?気になって調べたら,ねうねう。昔の人にはそう聞こえたのかな」「人々を楽しませる劇が今でも続いているのが興味深い」「すばらしい無形文化遺産」…etc.
狂言の世界に誘われたステキな時間となりました。